コラム

国税納付書の事前送付がなくなります

いつから？　令和６年５月以降に送付する分から

国税庁は、「あらゆる税務手続きが税務署に行かずにできる社会」の実現に向け、キャッシュレス納付の拡大にむけての一環としてこの取り組みを行うようです。

では、今後の納付はどのようにすればいいのでしょうか。

推奨されるキャッシュレス納付としては、振替納税、ダイレクト納付、インターネットバンキング、クレジット納付、スマホアプリ納付があります。

一例として、ダイレクト納付についてとりあげます。

出典　国税庁　ダイレクト納付の手続きより

ダイレクト納付とは、e-Taxにより申告書を提出(電子申告)した後、納税者名義の預貯金口座から即時又は指定した期日に口座引き落としされる納付方法であり、インターネットバンキングを利用していない法人でも利用できるキャッシュレス納付となります。
すべての税目が納付可能であり、手数料不要で利用できる便利な納付方法となります。
手続きは「ダイレクト納付利用届出書」を作成し、所轄の税務署に提出することで利用できるようになります。(オンライン提出も可)

経済産業省は、2025年をめどにキャッシュレス決済比率40％を政府の目標としています。この目標は今後さらに高まるものと思われます。この機会に早めの対応をしてみてはいかがでしょうか？